こんばんは!ichicoです。
たくさんのブログの中から見つけてくださり、ありがとうございます!
前回は、広島での話し合いが終わったあとの話を書きました。
弁護士と私、私と主人で連絡を取り合い、公正証書を作成するための合意書を作っていたのですが、なかなか仕上がらず2カ月が経っていました。
そんな中主人は、婚姻費用を支払ってくれず私はヤキモキ。
今回は、合意書を公正証書にする話。公証役場で公正証書にするときに主人が持って行ったもの、弁護士に提出したものも書きました。
そして公証役場でできたホクホクの公正証書と、主人が私の弁護士の元で書いた離婚届が自宅に届き…
ついに、長かった”別居から離婚”の話が幕を下ろします。
目次
公証役場に持って行くもの

12月2日。
私の担当弁護士から連絡があり、主人が公正証書を作るため公証役場に行くときに必要なものを教えていただきました。
主人にその連絡。
私「○○先生(私の担当弁護士)から連絡があって、公証役場に持っていくものを伝えておくね。
○○氏(主人)(ご本人が公証役場で作成することを前提としています。)
・公正証書作成の費用(合意書作成後、事前に公証役場から連絡があります。)
あと、12月中に公証役場に行くのなら早めに予約しないといけないから、そっち(主人)と私の弁護士と交渉人のスケジュールが合えば手続きができるみたい。忙しいとは思うけど、平日の予定が空いてる日教えてくれる?あと、○○先生(主人の担当弁護士)とは連絡とってる?」(主人は平日休みの仕事です)
主「最近連絡取ってないよ!証書のお金はいくらくらい?あと予定は○日と△△日ならあいてる!」
私「お金は後日公証役場から連絡行くみたいだから先支払っておいてもらっていい?またあったときに半額返します。じゃあ○○先生(私の担当弁護士)に聞いてみるから○日は近々だから無理にしても△△日は開けておいてね。それ以外はどうしても無理?」
主「○○日休みやけど(長女の)懇談やから」
その後、私の弁護士さんが合意書を主人の弁護士さんに送ったのだけど、なかなか返事が来ないことを主人に伝えると、「俺からも連絡してみるわ」と言ってさらに数日後。
実は、私の弁護士が主人の弁護士に合意書を送ったあと、主人の弁護士が主人に合意書の件で連絡をしていたらしいのです。(主人に、「相手(私)の弁護士から合意書が来ていたけどこの内容で良いのか」という連絡だったのですが、主人がそのメールに気付かなかったため、主人の弁護士は私の弁護士に返事ができなかったということです)
ということで、連絡を止めていたのは主人だったと言うオチでした。(メールチェック、大事!)
12月3日。
私「〇〇先生(私の担当弁護士)から連絡きて、先生が依頼しようとしていた公証人が〇曜日が休みだったみたいだから、△△日は無しになって、〇〇日以降の〇曜日以外の休みがわかればすぐに教えてもらいたいんだけどいいかね?」
主「わかった(>_<)」
私「できる限り早めにお願いします!」
主「了解!」
合意書はほぼできたけど、それからは弁護士と公証人の日程について何度か相談し合いました。
12月4日。
私「今日○○先生(私の担当弁護士)から連絡があって、私に委任状(公証役場に行くのを弁護士さんにお願いするため)を送る前に念のため合意書を公証人に見せてきたらしいんだけど、定型的ではない条項が多く入ってて、すべて公正証書に盛り込めるかはわからないって言われたらしい。今の合意書のままだとそのまま公正証書にできんみたいじゃけぇまた修正することになるって!」
ここで、修正点を伝えてお互い合意が取れたので、私の担当弁護士さんに伝えました。
どうやら合意書を公正証書にするのも、文章の書き方や区切る部分、言葉の使い方など、部分部分で間違いがあると公正証書には出来ないことがあるそうです。
公正証書を作るときに、弁護士に依頼せず夫婦だけでも作れますが、そういう間違いがあって何度も訂正し直すということがあるみたいです。
主人が弁護士に提出するもの

12月5日。
今度は、公正証書を作る前に主人が予め私の担当弁護士さんに提出するものの連絡をいただきました。
私「下の二つを公証役場に行く前に提出せんといけんみたいで、用意して○○先生(私の担当弁護士)宛に送ってもらえるかね?できるだけ早めに!
・写真付き本人確認書類(免許証)
・年金手帳のコピー(基礎年金番号が分かるもの)」
主「わかった!」
その後、また私の担当弁護士さんから合意書の修正案が来たので、主人に送って電話で話し合いました。
他にも清算金(私への借金)や養育費の変更点を変更してお互いで確認しました。
公正証書案
12月15日。
私の担当弁護士さんから、公証役場にて公正証書案を受け取ったと連絡があったので、主人にも連絡。
私「○○先生(私の担当弁護士)公正証書案受け取ったみたい。当日も身分証、年金手帳が必要だって!念のため印鑑も持っていってね!あと公正証書案を送るね(PDF添付)。何か修正したいところがあったら言ってね、○○先生(私の担当弁護士)に伝えるから!」
この公正証書案を読んで私の担当弁護士さんが修正点を見つけたので、訂正を求めるとのことで、その訂正箇所も主人に伝えました。
私「あと、早めに休みの日を教えて欲しいらしいよ」
すると、主人のシフトの写メが送られてきました。
話し合いと弁護士との予定を相談しつつ、日程の候補を決めました。
私「公正証書案見た?気になるとこあったら言ってね」
主「(合意書に書いてある)住所が前の住所やねんけど!免許証変えにいくの忘れてるわ!」
『おいぃぃ!!』
私「住所の変更いつできそう?弁護士に伝えておく。それ以外は?」
主「明後日行くわ!」
これ昔からなんですけど、主人は二つ以上の質問をしても大体最初の質問の返事しか返ってきません。
だから最近は、ひとつずつ質問するようにしています。
後から聞き直すのも面倒だし、聞き返される方も面倒だと思うから。(自分から意識して変えると、気持ちも楽になりますね^^)
合意書を作った時、すでに主人の住所は新しい居住地だったけど、免許証の住所を変更していなかったので合意書に記載されている住所も古いものでした。
私も確認していたけどスルッと抜けていました。指摘してくれて良かった。
こういうこともあるので、合意書は端から端まで目を通さないとですね。
公正証書の費用
12月19日。
私「○○先生(私の担当弁護士)から合意書の修正案が来たよ!当日は公正証書費用○○,○○○円と必要なものを持参して行ってくださいって。ごめんけどよろしくね。」
公正証書の金額は、慰謝料や養育費によって違うし、弁護士によっても違います。
なので、合意書に書かれた合計金額が決定してから、公正証書の金額の確認をしてください。
と言っても公証役場から正式な金額は教えてもらえるので、参考までに。
離婚届に添付する戸籍全部事項証明書
12月後半のある日。
私「今日午前中予定ないかね?」
主「誰の?」
私「自分の!もし予定ないなら急ぎで〇〇(居住地)の市役所で家族の戸籍全部事項証明書発行して発送して欲しいんだけど…離婚届出す時に本籍地が違うから戸籍謄本がいるみたい!」
主「家に一部あったと思うけど!夏にとったやつやねんけどそれでもいける?」
私「3ヵ月以内じゃないとダメなんよ」
主「んじゃ明日行くわ!」
私「ごめんね、急ぎでお願いします」
主「速達で送ろか?」
私「28までに届けばいいし大丈夫じゃないかね?」
主「分かった!」
私「今離婚後の手続きについて色々調べよるんじゃけど、離婚後の私の名前が除籍された戸籍謄本(主人、長男、長女、次女のみ)が必要みたいで、離婚したあとに、2通発行してまとめて送ってもらうことってできるかな?私が母の姓になるためと、次女が私の姓になるための手続きに必要みたいなんよね。かかった金額は領収書もらってくれたらきちんと返すけ!明日のも!」
同じ籍に入れるのは二世帯まで
離婚後の子の氏の手続きは、人により必要書類が異なります。
例えば私のように、離婚後、旧姓ではなく母の姓(再婚相手の姓)にしたい場合、まずは私と母で子の氏の手続きをして入籍届けをした後、次女と私で子の氏の手続きをする、という二段階の手続きが必要になります。
ちなみに、同じ籍に入れる人は二世帯まで。同じ籍に三世帯は入れません。
簡単に言うと、両親が一世帯、その子ども(私)を入れたら二世帯、孫(次女)を入れたら三世帯です。
つまり、私が母の籍に入ったら、その中に次女は入れないということ。
次女と私が同じ籍に入るためには母との分籍届を提出しないといけないと役所の方から聞きましたが、後日裁判所の方に聞いてみると、私が次女と”子の氏の変更許可申立”をして認められたら自動的に母の籍から抜けて、私と次女が同じ籍に入れるということでした。
少しややこしいですね。
子の氏の手続きについては、またおいおい記事にしようと思います。
数日後。
公正証書作成日を明日に控えたこの日の夜、主人から電話がかかってきました。
「明日の公正証書の件やけど、公証役場って10時にあそこやんな?」
という確認の電話。
その時に、1月の面会の時の話もしました。(主人と長女が広島に来てくれる予定)
「長女は学校休んででも面会に行きたがってるけど、長男は来ないと思う」
だそうです。
車で行こうか新幹線で行こうか悩んでいました。
「平日やけど日中やし片道1万以上かかるしガソリン代も結構するかなー。でも荷物が多いねんな。一度家いかなあかんな」
という感じ。
今ではこうして普通に笑って話せることが不思議。
明日公正証書作成したら数日後離婚!ってなって、やっと円満な感じになりました。これぞ、ギリギリ円満離婚(笑)
長かったなぁこの2年。浮気を疑ってる期間を入れたら2年半。長かった。
『でも最後に円満に終わりそうで良かった。』
次の日。
この日、公証役場にて公正証書を作成。
朝、公証役場に主人と私の担当弁護士ふたりが待ち合わせをしていたのですが、10分前になって私のスマホに「待ち合わせ場所って中かな?」と電話がありました。
そういえば、主人は私の弁護士とやり取りしていないんだった…
『わーーいよいよ始まるんだ』
と少しだけドキドキ。
10時半過ぎに「終わったよ。」と主人から電話がありました。
弁護士曰く、長くても30分ほどで手続きは終わると言っていたので、本当に30分で終わるんだーと意外と短い手続きに驚きました。
主人はその場で公正証書をもらい、私のものは弁護士が自宅まで送ってくれました。
その中に、この日私の担当弁護士が主人に書いてもらった離婚届も2枚入っていました。
少しびっくりしたのが、離婚届って親権と署名捺印以外は本人が書かなくてもいいということ。(よくドラマとかで見る半分埋めてある離婚届ではなかった!)
実際離婚届に記入されていたのは親権欄と署名だけでした。なので他の空白は私が全て埋めました。

(実際に届いた離婚届と公正証書)
私「ちょっと思ったんじゃけど、1月の面会、長男が来んなら2人(主人と長女)で来るって考えてていいんよね?他の人は来ないよね?」(去年の8月のときのトラウマ→このときの話)
主「そうやで♩」
私「わかった!長男と長女には今年中に離婚すること話したの?」
主「したよ^^ふーんやって!」
『ふーんて』
離婚届無事提出

(離婚届を提出したすぐあとの空模様。THE 曇天。)
さらに次の日。
離婚届を書きました。
主人は親権と署名しか書いていなかったので、分からない部分を聞きながら記入。
そして12月29日、年末ギリギリに離婚届を提出。
とんでもなく長かったようで、出してしまえばなんとも呆気ないものでした。
離婚したら私の中でなにかスイッチが切り替わるのかと思いきや、特別そんなこともなく。
至っていつも通り。(笑)
そのおかげか、妙にテンションが上がることもなく通常運転でいられたので、逆に良かったと思いました。
次の日。
離婚届を出してきたことを元夫に報告しました。(最初は違和感でいっぱいだった元夫発言(笑)これからはインスタ同様、モトオ(元夫の三文字取ってモトオ!単純!)でいきますね!!)
私「一応報告だけど、昨日離婚届出してきました!よっぽどのことがない限り受理されてると思うよ!後日そっちには離婚届提出したっていう通知が役所から行くみたい!
14年弱?13年かな。大変お世話になりました!長男と長女と次女産ませてくれてありがとう!次女が成人するまでは付き合い続くと思うけど、よろしくね!長男と長女のこと、私の命より大切な子たちのこと、本当に本当によろしくお願いします。お元気で^^」
モトオ「ありがとう^^こちらこそいっぱい迷惑かけてごめんな。長男と長女と次女産んでくれてありがとう^^ichicoと結婚できてよかったって思うよ^^結果はこうなっちゃったけど今は良好な関係になれてよかったって思う。無理はしなや^^」
私「こちらこそ!ありがとう♩」
少し悩んで、上の言葉を送りました。
シンプルに簡潔に感謝を伝えることが大事!
離婚後、モトオに感謝の言葉を伝えることができたのは、お互いがきちんと向かい合うことができたから。
離婚しても感謝できる関係性って素晴らしいと思います。
結果がどうあれ、三人の宝を産めたのはモトオがいたから。
そこの部分では本当に感謝しかありません。
だから私は、モトオと出会えて良かったです^^
別居から離婚まとめ
長い長い別居から離婚への話、読んでいただきありがとうございました。
ひとまず別居から離婚の話はここで終わりとします。
書くペースが遅くてなかなか更新できず、お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。
そんな中でも温かいお言葉や、メッセージ、大変嬉しく見させてもらっていました。
まだ子どもの話もあるし、離婚後の話も少しあるので、読んでいただけたら嬉しいです^^
次回は、
の続きを書きます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
ichico.
すべて録音しているのでしょうか?
悩める子羊さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
録音というのは、ブログに書いている
元夫との会話についてでしょうか?
でしたら、毎回はできていません。
タイミングがあったときにしています。
ラインなどの会話は残しています。
少しでも何かの証拠や証言になると思っているので、
出来る限り手を尽くしていました^^