こんばんは!ichicoです。
たくさんのブログの中から見つけてくださり、ありがとうございます!
今回はじめて主人と私と長男と長女4人で話した会話、それとその後を書いていきます。
すべて本当の話に基づいて書いたリアル体験です。
子供に別居(離婚)の話

10月27日の夜のこと。
主人が家に帰ってきてご飯を食べ終わったあと、私が主人の元へ行き、
「別居と子供たちへの話、いつにしますか?」
とコソッと話したら、その場の勢いで主人が、
「じゃあ今から話そうか?」
となり…
別居すると言うことは、その理由も話さなければ子供たちは納得できません。
ただ、私がすでに子供たちに事情を話しているので、子供たちにはあらかじめ分かっている内容を話して聞いてもらう、ということになります。
もちろん子供たちには、
「もしお父さんとお母さんが別居の話やその理由を話しはじめたら、ごめんけど初めて聞いたリアクションをしてほしい。」
とお願いしていたので、子供たちの心の準備はできています。
今からする話は以下の記事でも軽く話しています。よかったら先に目を通してください。
主人は最初、子供たちに向かい合うことなく、立ったまま「お父さん明日家出るで」と、軽く言い出しました。
『ものすごく大事な話をしようとしているのに立ったままってなに?って・・・え?明日???』
主人には「大事な話だから座って」と言い、子供たちと向かい合わせになりました。
・・・
私「お父さんとお母さんね、別々に住むことになったんよ。」
長男・長女「・・・」
(このとき長女が少しニヤけてて、心の中で『オイッ!!』って突っ込んでました(笑))
私「なんでかって言うと、お父さんに好きな人ができたから。お母さんの他にね。お母さんはお父さんが好きだったから、それを知ったときものすごくショックだったの。だから、そういう状態で一緒にいれないってなって。お父さんとおったらお母さんも体調悪くなっちゃうからね。今すぐ離婚とかそういう話ではなくて、とりあえず時間空けて別々に暮らして、話し合ってから先のことは決めるんだけど…ごめんねいきなり。」
長男・長女「うん。」
私「これからすごい悩ますと思う。」
主「〇〇(住んでいる地域)にはおるからな。だからいつも通り学校行って良いし。お父さんおれへんわけじゃないからね。」
長男「うん。」
主「ごめんね。お父さんお母さんに我慢できひんかったの。お父さんいろいろ怒ってたでしょ?」
長女「うーん。」
主「別に長男たちが、ここでお母さんと寝るのでも良いし、お父さんと寝たかったら実家来たら良いから。」
長男「うん。」
主「それは長男たちが決めたら良い。」
私「これは長男と長女のせいじゃないからね。」
長男・長女「うん。」
私「お母さんたちの問題じゃけ。」
主「お父さんもすごいいっぱい悩んだけど、今のままやったら一緒におっても仲悪いの見せてる方が良くないと思うから。」
長女「うん。」
主「ってかさ、よう考えたら今日話すべきじゃなかったんじゃないん?長男明日(習い事の)試験やで。」
(この試験問題で義実家とも相当揉めました。「別居から離婚③」より)
私「いつ聞いても一緒じゃけ。」(普段ならこういう時期的なものは気にしてます。今回はもうすでに子供たちには話していたので気にしていない)
主「試験前に言うもんじゃないやん。」
『それ以前に浮気をするもんじゃないやん』
長男が泣き始めたので、主人が「おいで」と抱きしめてなだめていました。
主「お父さん、長男も長女も次女も大好きだよ。」
長男「うん。」
主「大丈夫?長男。」
長男「うん。」
主「いややな。」
長男「うん。」
『元をたどれば誰がこんな状態にまで追い込んだんだろうね。本人全然分かってない』
次女「ねえねとにいにどったん?ねえねとにいに。泣いてるの?」
私「泣いてるよ。ヨシヨシしたって。」
主「このまま一緒におったら長男と長女にいっぱい迷惑かけちゃうし、一緒におりたいけど。お父さんほんまにお母さんのこと許されへんかったからさ。」
長男・長女「・・・」
主「いつも通りの生活はできるからな。」
次女「ティッシュ!涙!」(次女が長男にティッシュを渡してます)
主「お父さんたまにさ、どっちと住みたいって聞いてたやんか?」
長男「うん。」
主「こういう話があったからだよ。お母さんと一緒におられへんってなっちゃったからさ。長男1番しんどいな。ずっと気にしてたもんな。」
長男「うん。」
主「お母さんと仲直りしたくてもね、もうできないんだよ。」
『仲直りってなに?ケンカじゃないけど。そっちの浮気から始まったんだけど』
私「ケンカじゃないけどね。」
主「別にお母さんのこと嫌いじゃないけどさ。」
私「他に好きな人ができちゃったから。お父さんには。」
主「次女はまだ分からんから良かったね。」
『はい?(怒)』
主「でも大丈夫だよ。ちゃんと〇〇(住んでいる地域)にはおれるから。」
長男「うん。」
主「お父さんもおるし。休みの日はお父さんと遊ぼうね。明日からお父さん実家に住むからね。」
長男「うん。」
主「大丈夫やで、いつも通り一緒におるから。」
長男・長女「うん。」
主「寝たりご飯食べたりするのが違うだけだよ。」
長男「うん。」
長女「日曜日は一緒だもんね。」(義実家でご飯の日)
主「土曜日も一緒だよ。」
長男「うん。」
主「だから、長男と長女がしたいようにできるようにお父さんたちはするからね。」
長女「うん。」
主「お父さんも長男と長女が好きなようにするし、お母さんも長男と長女が好きなようにするから。」
長女「分かった。」
主「お父さんとお母さんが一緒に動くことがないだけ。」
長女「うん。」
主「お父さん行ってくるね。」
長女「どこに?」
主「友達とお風呂(温泉)」
信じられないことに、子供たちへの話はたったこれだけで、自分はいそぎ温泉に行くというのです。
なにが長男と長女の好きにする?結局こんな日でも主人は自分優先で子供のそばにいない。
でも良いんです。これから私は子供と4人で暮らせるので子供との仲を詰めていこうと心に決めました。
主人が家を出たあとの話。
長男「お母さん、さっきはヤバかったわー!お母さんから話聞いてたのに。勝手に涙出てきてビックリした!」
私「やっぱりそれだけ寂しいんよね。泣きたいときに泣けば良いよ。…ところで長女ちゃん?話し始めたときニヤけてたじゃろ!」
長女「え?そうだったっけ?(笑)」
『ほんまにこの子は!(笑)』
義妹の愚痴と義実家からの総攻撃の後

10月28日の夕方。
今日義実家(日曜恒例のご飯)に行く前、ご飯の準備が遅くなると聞いたので、義実家に遊びに行っている子供たちを家に呼び戻して先にお風呂に入ろうとなりました。
そこで、長女から「義妹ちゃんがママの悪口言ってた」と聞いたので、その内容を教えてもらいました。
長女「あんな、義妹ちゃんがな、”お母さんがダメって言っても勝手にお泊りしに来て良いから”って。」
私「えー!そんなん言ってたん?いつ?」
長女「今日の2時か3時ぐらい。」
私「お父さんが言ったんかな、昨日話したこと。」
長女「うん、言ってた!でな、”なんで修学旅行の前に言うんかな”って。”試験前に気が散る”って言ってた。」
私「義妹ちゃんが言ってたん?」
長女「うん。」
私「そっか…やっぱり義実家は誰もお母さんの味方になってくれんね。」
長女「でも私はママの味方だよ!」
私「ありがとうね、本当に。」
長女「義妹ちゃんね、私の味方って言ってくれた。」
私「うん…味方って言うと思うけど、結局はお父さんの味方だからね。向こうも残ってほしいんだから。長男と長女と次女に。」
長女「うん。」
私「他にもなんか言ってた?」
長女「言ってたけど忘れちゃった。」
私「そっか。長女はそれ聞いてどう思った?」
長女「なんかな、ママの悪口聞いて嫌な気持ちになった。」
私「そうよね。長男もいろいろ言われとるんじゃろうな、お母さんのいないところで。」
長女「めっちゃ言ってる!」
私「いけんねぇ。子供にお母さんの愚痴言うのは。注意せんといけんね。」
長女「でも義妹ちゃんから、”お母さんに言ったらダメ”って言われた。」
私「じゃあこれからも義妹ちゃんにお母さんの愚痴言われても良い?」
長女「いやだ。」
私「でしょ?じゃあ伝えとかんと。言っても分からんかもしれんけど。」
長女「うん。」
私「それでなにか言われたらまたお母さんに言って!」
長女「分かった。」
こんな感じで、義実家からの私への悪口は今に始まったことではありません。
義母も、いつも「どっちの話も聞かな分からんから」と言いつつ主人の話しか信じません。
ほんっとうに義実家に行きづらい状況だったけど、
『今日義実家に行ったら、”もうここには来ません”って言う!!そしたら気が楽になる!!っしゃ!!』
と、意を決して行きました。
義家族の総攻撃後
義実家でご飯を食べたあと、私が義家族に話があると言い子供たちを違う部屋に行っててもらって話しました。
内容はこちらに詳しく書いています。
30分ほど話したあと、子供たちと顔を合わせたら、私の目が真っ赤なのに気づいて長女がすごく心配してくれました。
長男も、「僕お母さんが1番大事だからね」と言ってくれました。
気を遣わせるようなこと言わせて申し訳ないと思いながら、子供たちの力は本当に偉大だと実感。優しくて良い子に育ってくれて、私は幸せです。
その日の夜は、夜中3時に目が覚めて2時間ほど、義実家のみんなに言われた言葉、その内容がひたすら頭をグルグル回って眠れませんでした。
子供たち急遽お泊り

10月29日は長女に「ママ目腫れてるー!」なんて笑われて、でも”義実家にもう行かなくても良いんだ”って言う開放感から背中に羽が生えたようでした。
10月30日。
主人が仕事休みで急遽子供たち3人は義実家で晩ご飯になりました。ご飯が一緒ということはお風呂も一緒。
私はひとり自宅でお風呂とご飯。
19時半に主人から電話がありました。
主「3人とも泊まることになったから服取りに行く。」
私「明日学校よ?」
主「関係ないやん。オレも子供たちと寝たいから。」
服を取りに来た長男と長女が私に「ごめんなさい」って言ってきた。
長男と長女は、私をひとりにする罪悪感があるようで、いつも「ごめんなさい」って言ってくる。
長男たちはなにも悪くないし、「ふたりが決めたんなら良いよ」と返しました。でも正直寂しい。もしかしたら顔に出てたかな…気をつけないと。
あとから聞いた話、義実家が温泉誘ってきたからお泊まり決めたらしい。
そうやって子供たちにとって良いことして誘い込むんだよね。ずるいな。
10月31日。
この日は、学校が終わって長男と長女が友達の家に遊びに行き、そこから帰って来て義実家の敷地内に自転車を止めたとき、義妹がふたりに家に入るよう言ったらしく…
そのときふたりは「お母さん心配してるから1度帰る」と言って断ろうとしたけど、義弟に「大丈夫大丈夫!」と言われて、家に入り少し休んで帰ったと。
こっちは友達のお母さんに「帰りました!」とお礼の連絡しないといけないし、17時って最近結構暗いのに、軽い気持ちで「大丈夫」だなんて…
無責任にもほどがあります。
こういうことは義実家と険悪になる前からありました。
子供たちにも「心配してるから実家行く前に1度帰るか、義実家の人に連絡してもらってね」って言ってたんですが、子供たちがそれを伝えても無視です。
なにをもって大丈夫と思ってるんだろう。
向こうとしては、ちょっとでも実家にいさせたいんでしょう。
あの日(総攻撃)以来一切連絡を取り合ってない義実家メンバー。
正直関わりたくないけど子供が絡んでいる以上嫌でも関わらないといけません。
長男が毎日、
「どうしよう。大阪と広島…」
と悩んでいる姿を見たら、無理にこっちに引っ張るわけにもいかないし、だからといって向こうに好き勝手言わせたくないし。
この後も、それはもういろいろとありました。
また引き続き書いていきます。
子供に別居(離婚)の話を。その影響は…まとめ
今回も、子供たち(と、その周り)のリアルな声を書いてきました。
子供への影響としては、今のところ長女はそこまで深く気にしていない様子ですが、心の奥深くに思うことがあって、元気なフリをしているってことも考えられます。
長女の様子も常に探りつつ話をしていきます。
長男は言うまでもなく毎日悩ませてしまっています。
私がなにか用事で、「長男~!」と名前を呼ぶだけで、「まだ決まってない。」って言うぐらい神経とがってます…
悩ませて本当に申し訳ないし、心苦しい。
ある人に、こんなことを言われました。
「あなたの気持ちは分かるけど、やっぱり子供のことを思うなら大阪に残って子供たちが高校卒業するぐらいまでになってから広島に帰っても遅くないと思うよ。」
言いたいことは理解できますが、それはもう無理な話です。
私は本当なら1回目の浮気のときに離婚していました。
でもそのときはひとりで1歳の子とお腹にいる子を育てられる覚悟がありませんでした。
今そのような状態の方は非常に多いと思います。
主人も「もう浮気はしない」と必死でしたし、若かった私はまんまとその言葉を信じ再構築を決意します。
今となれば、最終的に3人の可愛い我が子に出会わせてくれたので、そこは感謝しています。
結婚したことも後悔していません。
だけど、それと大阪に残るのはまた別のこと。
4度目の浮気発覚以降、私自身が、大阪に残って幸せだろうか?と何度も考えました。
そのたびに出る答えは、「NO」なんです。
再構築中は、頭に無理やり「YES」と言い聞かせていました。
無理やり言い聞かすということは、いつかほころびが出てきます。
例えば、”ここの会社はお給料が高いから続けたい。でも人間関係が良くない。お金のためにあの(関係の良くない)上司や同僚を好きになる努力をしよう。”と努力をした結果、人間関係でつぶれてしまう。
無理をし続けていると、必ずどこかに負荷がかかってくるのです。
心も体も健康になるために離婚するのに、無理にいたくない場所にいて、限界を超えて倒れてしまったら元も子もないです。
お母さん自身が心も体も健康で、笑顔で過ごすことができる環境は、子供の心と体の健康、笑顔の原動力になります。
そのために私は広島に帰る決心をしたのです。
実際広島に帰って生活してみないと、どれほど大変なことかは分かりません。
ただひとつ分かることは、広島に帰って子供たちと生活することができたら、私は今よりも確実に元気で健康になります。
分かりやすく言うと、精神的な苦労より、肉体的な苦労を取ったということです。
あ、もうひとつ分かることがありました!
離婚してシングルマザーになることで、私はもっと強くなります。
考えてみたら、今年の1月に浮気が発覚して、私は10ヵ月で相当強くたくましくなりました。
去年の私からしたら考えられないほどに。
すべては自分と子供のため。
たった10ヵ月でも人は変われるのだと、身をもって言えます。
いや、正確には1度目2度目3度目の浮気があり、その経験から学んだことを生かしたという方が合っているかも…
だからこそ、みなさんに言いたいのは、どんな経験もすべて身になるということ。
良いことも悪いこともすべてです。
起こった出来事を、愚痴や泣き言を言うだけで終わらせないでください。
必ず学べることはあります。
苦しいときは、自分が成長するチャンス。
そう思って感謝していたら、きっともっと強くなれます。
以前の私なら渦中(浮気)のときはそんなこと思えなかったけど、今回は違います。
できるだけ冷静に、粛々に、物事に取り組んでいたら、私には最高な人脈が巡ってきました。
神様は見ています。
悪いことをした人には必ずバチが当たりますし、正しいことをしていたらいずれ報われます。
私はそう信じ、身の丈に合わせて進みます!
みなさんも無理なさらず。できるだけ冷静に、粛々に進んでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ichico.
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